360度動画とは、視聴者がデバイスの画面上を自由に動かして対象物の360度全方位の角度から視聴できる動画です。
今までの動画の概念を超えた最新の表現方法として大きな注目を集めており、まるで自分が映像の中に立っているかのような臨場感を味わうことができます。
すでにYoutubeなどのソーシャルメディアにもたくさんの360度動画がアップされており、みなさんも目にしたことがあるのではないでしょうか。
360度動画が注目されるようになったきっかけとして、新型コロナウイルス感染症の拡大がありました。人の移動が制限されたことで、オンラインサービスを充実させるツールとして利用する企業が増えてきました。
実際、様々な分野の企業が360度動画をマーケティングに活用する事例が増えてきています。
では、どのような業種・業態で360度動画を活用されているのか、いくつか事例をご紹介します。
360度動画のメリット
360度動画は非常に魅力的な要素がたくさんあります。そのいくつかを挙げると、
- 没入感: 通常の動画よりも没入感があります。視聴者は360度全方向を見渡すことができ、自分がその空間に存在しているかのような体験ができます。
- インタラクティブ性: 視聴者は動画内で興味深い部分に自由に注目したり、興味のある方向に視点を変えたりできます。これにより、視聴者がコンテンツを自分の興味に合わせてカスタマイズできます。
- 360度動画ならではの表現手法: これまでの動画では表現しきれなかった空間や環境を360度動画は表現できます。これは、視聴者にとって新しい視点や体験を提供します。
- 信頼性の向上: 360度動画を導入することで、訪問前・購入前の顧客に安心感を与えたり、利便性に長けたより良いサービスとなり、顧客からの信頼性の向上につながります。
これらの要素によって、360度動画は視聴者にとってより深い体験や興味をもたらす効果があります。
業種・業態別ではどのような活用をしているのか?
業種・業態別の活用事例のご紹介
観光業界(観光地・ホテルなど)
バーチャルツアーやホテルの客室・施設紹介、観光資源・イベント紹介などのプロモーションを臨場感のある情報として発信することができます。
教育分野
学校や大学など、360度動画を使用して仮想教室やキャンパスツアーを提供し、遠隔地にいる学生や留学生、入学を検討している保護者の方にリアルな学校体験を提供します。
芸術・文化関連
美術館やギャラリーの展示物を360度で捉え、アート愛好家に展示を追体験させることが可能です。
会期が限定されるような貴重な文化遺産の保存や展示にも活用いただけます。
不動産業界
物件の内外を360度動画で撮影し、顧客が物件を訪れる前に仮想ツアーを提供します。
これにより、遠方に住んでいる顧客でも物件を詳細に見ることができます。
福祉関連
入所予定者やその家族向けに、施設の内部や周辺環境を360度映像で見せる「バーチャルツアー」を提供します。施設の雰囲気や設備、部屋の配置などをリアルに体験することで、利用者のスムーズな入所決定を促します。
建設・工事関連
建設現場での現場調査、進捗管理、報告などスマートに業務効率向上に貢献します。また、危険な環境や作業場のトレーニングに使用。実際の状況をシミュレートし、安全な環境でトレーニングを行うことができます。
マーケティング広告関連
製品やサービスの360度動画を提供することで、製品の魅力をよりリアルに伝え、顧客の関心を引きつけます。
このように360度動画は様々な業種・業界で活用されています。技術の進歩により、360度カメラは小型化・高性能化し、価格も安価なものも増えてきていますので、これから様々なシーンで新しいコンテンツ制作ができるツールとして欠かせないものになっていくでしょう。
360度動画の当社例紹介
光和印刷工場紹介サンプル動画
光和印刷の茨城町工場をVRでまるごと見学できる動画を公開しました。
印刷、製本等の工程を、360度動画で紹介しています。 普段は見ることができない工場の裏側を、まるで自分がそこにいるかのように体験できます。 ぜひ、印刷の現場をご体感ください。
360度動画をご検討中のお客様へ
弊社では、様々なプロモーションの動画実績が多数ございます。専門スタッフがワンストップサービスでスピーディーに対応いたします。
また、動画以外にも360度カメラで撮影したマップ(バーチャルツアー)の制作も行っています。用途に合ったご提案をさせていただきます。
360度動画についてのご相談は、水戸市の総合印刷会社
光和印刷までご相談ください。
印刷から製本の一貫生産はもちろん、Web・動画・電子書籍など紙・デジタルにこだわらず、
お客様のプロモーションや販促をプロが支援いたします。